とあるPTのブログ

理学療法士こはるによる医療についてのブログ

けっこう曖昧?理学療法士とは

みなさん、理学療法士を知っていますか?

 

 

リハビリの人。

 

 

そうなんですけど(笑)

 

 

 

リハビリといえど3職種あるんですよ。

 

理学療法士physical therapist

作業療法士Occupational therapist

言語聴覚士Speech-Language-Hearing Therapist

 

 

まずは簡単に3職種の一般的に言われてる説明をしますね。

 

 

理学療法士とは・・・

 ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職。

 

 

作業療法士とは・・・

 入浴や食事など日常生活の動作や、手工芸、園芸及びレクリエーションまであらゆる作業活動を通して、身体と心のリハビリテーションを行う専門家です。

 理学療法士と異なる点として、作業療法士はそううつ病及び摂食障害などの精神障害の患者さんも対象としており、幅広くリハビリテーションの医療現場で活躍。

 

 

言語聴覚士とは・・・

 言語や聴覚、音声、認知、発達、摂食・嚥下に関わる障害に対して、その発現メカニズムを明らかにし、検査と評価を実施し、必要に応じて訓練や指導、支援などを行う専門職。

 

 

とまあこんな感じです。

 

そして私は3年前に晴れて理学療法士になりました。

改めまして、若手理学療法士のこはるです。笑

 

 

理学療法って学生とかもそうですけど、やっぱり怪我をした人に対するリハビリが一般的なイメージなんですよね。

要は整形外科のリハビリです。

まあ、たしかに整形外科のリハビリは楽しい。

答えが明確ですしね。

 

 

答えが明確っていうのは、

例えば、肩が痛くてあがらなくなってしまった人が病院に来たとしましょう。

なぜ、痛いのか。なぜ、肩があがらないのか。

の要因を探していきます。

 

仮説として

①スポーツなどで肩を多用し、慢性的に炎症が生じていて痛みが生じている。痛みにより筋緊張が亢進して肩があがらなくなっている。

②腱板断裂している。

といくつかの仮説を考え患者さんの評価をしていきます。

自分の中で仮説が定まったらリハビリを行っていきます。

 

簡単に説明するとこんな感じです。

 

 

私の職場にもよく実習生の学生が来るんですが、

8割の学生は整形疾患をやりたいって言いますね(笑)

 

 

理学療法の対象はざっくり言うと、

  1. 中枢神経疾患(脳卒中・脊髄損傷 等)
  2. 整形外科疾患(運動器の障害)
  3. 呼吸器疾患(肺炎、慢性閉塞生肺疾患 等)
  4. 心疾患
  5. 内科的疾患、廃用症候群

 

 

ちなみに私は、今は心疾患の人に対するリハビリを中心に行っています。

心臓も楽しいもんですよ〜。

 

まあ急性期の大きい病院なので、様々な疾患の方をみることができています。

いろんな分野においての知識を載せていければと思ってます。

 

 

これについて書いて〜っていうのがあればコメント欄に記載してね。

一緒に勉強していきましょう。